23年前の6月4日、中国・北京市の天安門広場で、学生と市民が集まり民主化を求めた。しかしこのデモに対し人民解放軍は実弾を用いて、武力で制圧を行った。俗にいう6．4天安門事件である。これにより数百人が犠牲になったとみられているが、正確な犠牲者数は未だわかっていない。

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2012年6月4日、中国のネットユーザーは6．4天安門事件について、「今日で6．4天安門事件から23年が経った。しかし政府は未だに天安門事件に対し再評価を行っていない。政府が評価を改めない限り、毎年この日は敏感な日になるだろう」との意見をネットに掲載した。

さらに、「一部の人間はこの日になるとびくびくする。というのもこの日に政府の取り締まりや監視の目は厳しくなり、インターネットでの書き込みも徹底的に管理される。犠牲者への哀悼の意を表すろうそくのアイコンすら使えない。21世紀の現代にこのようなことがあるなど誠に信じがたい」との意見を述べた。（翻訳・編集/内山）