2012年6月3日、中国・湖南省長沙市でドイツ人のトムさんとブラジル人のリカルドさんが息止めの最長記録を競った。中国新聞社が伝えた。

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当日行われた息止めは他と少し趣向を変えており、徐々に水温が上がるというもの。両者は15分間の準備を終え特製の水槽へ入ったのだが、スタート時には氷が入れられており、水温は5℃ほどしかなかったという。

その後温水を足し、徐々に水温が上がった。スタートから15分たったあたりで水温はすでに人間の正常体温を超え、リカルドさんの口から息が漏れ始めた。リカルドさんは15分45秒という記録で挑戦を終えた。

一方、トムさんはまるで彫刻のように水中で微動だにしなかったが、17分を過ぎた頃に変化が現れ、最終的に18分16秒というとんでもない記録を打ち立てた。

この時の水温は40℃に達していたという。彼の偉業に同じ挑戦者であるリカルドさんだけでなく、観客からも絶え間ない拍手が送られた。（翻訳・編集/内山）