2012年6月5日、中国のスポーツサイト・網易体育は、サッカーの親善試合でスペイン代表に0−1と善戦した中国代表に対し、日本のネットユーザーたちが称賛を送っていると報じた。

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日本の大手ポータルサイトのスポーツニュースで、「スペインが親善試合で中国相手に思わぬ苦戦を強いられた」と報じられると、コメント欄には300を超えるコメントが殺到した。「スペイン相手に？信じられない！中国は本当に強い」「中国のゴールキーパーはすごかった。全員が最後まで走っていた」「中国はすでに韓国を超えた。日本にとっても脅威」など、そのほとんどが中国代表の強さを称えたもの。“カンフーサッカー”と揶揄する声が上がっても、「馬鹿にしない方がよい」とすぐに他のユーザーにたしなめられている。

記事は、日本のネットユーザーたちは中国サッカーに対して新たな見方をし始めたようだと紹介。「Jリーグも外国の有名選手を引っ張ってきた頃から急に強くなった。中国も今、これと同じだ」「いつまでも日本がアジアNo．1だとタカをくくっていたら、すぐに追い抜かれる」「中国を馬鹿にしない方がよい。バスケもバレーも日本は中国に遠く及ばない。中国が本気になれば、日本などライバルにもならない」と危機感を募らせていると指摘した。

スペインはこれに先立ち、韓国とも親善試合を行っているが、結果は4−1で圧勝。これを受け、「中国の実力はすでに韓国より上」「私は在日韓国人だが、中国は韓国よりはるかに強いと思う」など、中国の躍進ぶりに目を見張るユーザーの声が目立った、と記事は伝えている。（翻訳・編集/NN）