2018年6月24日、韓国・SPOTV NEWSによると、ワールドカップ（W杯）ロシア大会に出場している韓国代表の申台竜（シン・テヨン）監督が、韓国不振の原因について語った。

韓国代表は24日に行われたW杯ロシア大会1次リーグF組第2戦で、メキシコに1―2で敗れた。第1戦のスウェーデン戦に続き2連敗を喫した韓国は、決勝トーナメント進出が厳しい状況となった。

記事によると、メキシコ戦の後、申監督は韓国の不振の原因について「韓国のシステムに問題がある。韓国内のリーグをどう改善するか、若い選手をどう成長させるかについて考えるべき」とし、「韓国は経験が足りない。これは1日2日で克服できることではない」と指摘した。また「韓国のディフェンスの選手たちは自信を失った。これは不幸なこと」とし、「私は彼らが自信を取り戻し、最後の試合まで戦いきることを願っている」と述べたという。今大会で韓国は、第1戦のスウェーデン戦と第2戦のメキシコ戦でそれぞれ1回ずつ、守備のミスによりPKを献上している。

申監督の発言に対し、韓国のネットユーザーからは批判の声が上がっている。その内容は「無責任過ぎる発言」「敗北を他人のせいにする監督なんて見たことない」「申監督の準備不足が最も大きな原因では？」「言い訳は聞きたくない」「1番の原因は監督の無能。2番がサッカー協会の不正と油断」「絶対に自分が悪かったとは言わないのだろう」「そのシステムの中心に申監督がいる」「その通り。申監督を選んだそのシステムに問題がある」「W杯の1週間前に体力トレーニングをしていた時から、今回の不振を予想していた」「バルセロナでも申監督が指揮したら決勝に進めない」など、申監督の責任を指摘する声が大部分を占めた。（翻訳・編集/堂本）