2012年6月7日、中国の高校生にとっては将来の明暗を分ける全国大学統一入試が初日を迎えた。今年は全国から915万人の受験生が試験に臨む。チャイナフォトプレスの報道。

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中国の一人っ子政策がなせる業であろうか。これは決して小学校や中学校の入試ではない。れっきとした大学入試なのだが、各試験会場の外には試験終わりの子供を待つ保護者たちで交通マヒを起こすほどの混雑ぶり。日本では考え難い光景だ。

付近の道をふさがれたドライバーたちも困惑気味。北京市のある試験会場付近では、にっちもさっちもいかなくなったドライバーのイライラが頂点に達し、狂わんばかりにクラクションを鳴らしだした。一帯に陣取っていた保護者達はそれで道を譲るどころか「子供の試験のじゃまをするな！」と激しく逆ギレ。クラクションを鳴らした車を囲い込む騒ぎに発展したという。(翻訳・編集/愛玉)