中国で北朝鮮旅行が大人気、次々と航空路線が開通し中国語ガイドは不足気味―中国メディア

Record China    2018年7月1日(日) 20時40分

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28日、観察者網は、最近中国では北朝鮮旅行が人気となっていると伝えた。写真は高麗航空。

2018年6月28日、観察者網は、最近中国では北朝鮮旅行が人気となっていると伝えた。

記事は、「金正恩(キム・ジョンウン)委員長の度重なる訪中と米朝首脳会談後、北朝鮮を訪れる中国人団体客が激増した」と紹介。「旅行会社では北朝鮮旅行に関する問い合わせが増え、ネット上には北朝鮮のホテルのロビーが中国人観光客でいっぱいになっている動画が出回っている」と伝えた。

韓国メディアが北朝鮮と接する中国・丹東市の旅行会社に、北朝鮮への列車ツアーについて問い合わせたところ、「平壌行きの列車はすでに完売で、今予約しても7月10日にならないと出発できない」との回答があり、担当者は「最近は毎日1000~2000人が中国から平壌へ行っている。平壌の観光地は中国人だらけだ」と述べたという。韓国メディアは「中朝がより緊密になる中、中国の北朝鮮に対する旅行制限は事実上解除。中国国際航空は、6月6日に7カ月の時を経て北京発平壌行きの便を再開した」とも指摘している。

このほか、北京高麗旅行の責任者は、「例年、この時期になると北朝鮮の中国語ガイドは、仕事がない時には田植えに行っていた。今年は休む暇もないほど仕事が入っている」とコメント。さらに「現在の中国語ガイド数ではこんなにも多くの中国人旅行者に対応できない」とも述べている。

記事はまた、中国の一部都市で平壌行きの航空路線が復活していることについて、「5月31日には高麗航空の上海-平壌間の便が正式に運航を再開したほか、6月6日には中国国際航空も北京-平壌間の運航を再開した。また、6月28日には高麗航空による平壌-成都間のチャーター直行便が運航されるほか、7月には西安でも北朝鮮への直行便の運航を始める予定で、高麗航空による就航は、北京、瀋陽、上海、成都に続く5カ所目となる」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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