パンダのレンタルはお金の無駄、まず自国の絶滅危惧種を守るべき―マレーシア

Record China    2012年6月16日(土) 21時1分

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15日、環球網は、マレーシアのナジブ首相が呼び掛けたパンダ命名活動がネットユーザーの抵抗の舞台になっていると報じた。写真は四川省成都市のパンダ保護繁殖センター。

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2012年6月15日、環球網は、マレーシアのナジブ首相が呼び掛けたパンダ命名活動がネットユーザーの抵抗の舞台になっていると報じた。

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12日、パンダ2頭が中国からマレーシアに貸与されることが発表された。期間は10年間。マレーシアと中国の国交樹立40周年を記念したもので、ナジブ首相が中国を訪問した際に要請していた。

13日、ナジブ首相は自身のフェイスブックでパンダの名前を募集した。14日までに300を超える書き込みが集まったが、政府批判的な書き込みが多い。例えば政府に公正な選挙を呼び掛けるNGOと同じ「Bersih」。豪企業の名前を使った「Lynasを阻止せよ」。同社はマレーシアにレアアース工場建設を計画しているが、環境被害が出るとして懸念が広がっている。また2006年にマレーシアで殺害されたモンゴル人女性「Altantuya」の名前をつけようとの書き込みもあった。

また「マレーシア政府はまず自国の絶滅危惧種を保護するべき」との書き込みもあった。ろくに動物園も運営できず自国の絶滅危惧種も守れないのに、高額のレンタル費用を中国に支払わなければならないパンダなんていらないという意見も少なくないようだ。(翻訳・編集/KT)

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