2018年7月8日、韓国日報によると、済州島（チェジュド）を訪れる日本人観光客が大幅に増えている。

済州観光公社によると、今年に入って6月末までに済州島を訪れた日本人観光客は3万6843人で、前年同期の2万1141人に比べて74．3％増加した。月別の観光客数も1月3229人、2月3045人、3月5311人、4月5984人、5月7576人、6月1万1698人と増加傾向を見せている。

済州島を訪問する日本人観光客は、10年の18万7790人をピークに下落傾向を続け、16年には4万7997人まで減少したが、17年には5万7351人と5年ぶりに増加に転じた。

済州観光公社は「日本人観光客の増加を維持するため、最近の主な市場として浮上している若い層と家族単位の攻略に注力する方針」とし、「若い層の関心を引き付けることができるオンライン広報、また現地（日本）で潜在的な顧客を対象としたイベントの開催などを通じて、日本人観光市場を継続的に成長させていく」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「日本人観光客はマナーがいいから歓迎」「マナーは日本人観光客が最高」「日本人観光客を見ていると、常に自分の行動や声が周囲にどんな影響を与えるかを気にしながら行動している」など、日本人のマナーの良さを指摘する意見が寄せられている。

また「でも済州島にはぼったくりの店が多くあるからな～」と、自国の商売人への批判の声も見られた。

その他に「ソウルにも来てください。そして、先進国の国民による海外旅行の模範を示してください」とするコメントもあった。（翻訳・編集/三田）