車にぶつけまくったのに大喝采、中国が抱える問題とは

Record China    2018年7月11日(水) 23時40分

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9日、四川省南充市で起きた火災から、中国の抱える社会問題が浮き彫りになった。

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2018年7月9日、四川省南充市で起きた火災から、中国の抱える社会問題が浮き彫りになった。観察者網が伝えた。

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火災が起きたのは市南部の順慶区の住宅街。台所から出火したとの通報を受け、消防隊が出動したが、現場周辺は路上駐車している自家用車が道をふさいでいた。

消防隊と警察がすぐに移動するようアナウンスをしたものの効果はなく、消防車が違法駐車中の自家用車2台に体当たりして侵入経路を確保せざるを得なかったという。周辺は駐車禁止エリアだった。

ある市民の撮影した動画から自家用車2台にはかなりのダメージが生じたことが明らかになったものの、ネット上では「よくやった!」「壊しても何の問題もない。路上駐車は人の命を損なうかもしれない。他人の身になって考えるようにすべき」など、喝采の声が絶えない。

市の消防部門も、消防隊が速やかに現場へ出動できるように、関連法規を守り、正しい場所に車を止めるよう市民に呼び掛けている。

中国では自動車保有台数の急増とともに、駐車場不足が都市部を中心に社会問題化している。(翻訳・編集/岡田)

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