中国の報道は規制が厳しく閉鎖的で有名だが、先般中国の国営メディアは北朝鮮の教育制度を褒めたたえる記事を掲載。その内容というのが、北朝鮮は11年間の無料教育制度を実施しており、平壤蒼光幼稚園には500人の子供が同時に食事できる食堂がある。食事は一日5回で、医療は無料で受けられ、妊婦の入院中は食事もすべて無料。さらに双子以上の場合は国家指導者からのプレゼントまで贈られるというものだった。この報道に対し、ネット上では事実に目を背けた報道など批判する意見が目立った。

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2012年6月26日、中国のネットユーザーは中国の報道について、「26日、海外メディアは北朝鮮で今年に入ってから現在までに2万人あまりが餓死していると伝えた。これを見て私は先般中国の国営メディアが、北朝鮮の子供たちは1日5食で、食事は栄養士の管理のもとバランスよく作られているという報道を思い出した。中国のメディアは何をやっているのだ、嘘をばらまくのがメディアの責務だとでもいうのか」と自身のマイクロブログに意見を掲載した。（翻訳・編集/内山）