Record China 2018年7月16日(月) 11時40分
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中国企業が海外の製品や有名ブランドを模倣するのはもはや目新しくもないが、近年は韓国や韓流そのものをかたるようなビジネス手法を展開するようになっているという。写真は人気ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」を模した偽物ショー。
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2018年7月11日、東南アジアで韓国企業のふりをする中国企業が増えている。米華字メディア・多維新聞が伝えた。
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韓国紙・朝鮮日報(中国語電子版)によると、中国企業が海外の製品や有名ブランドを模倣するのはもはや目新しくもないが、近年は韓国や韓流そのものをかたるようなビジネス手法を展開するようになっているという。
ベトナムのホーチミン中心部で人気がある生活雑貨店「MUMUSO」は、看板にはハングル文字があしらわれ、店内では韓国アイドルグループの曲が流されており、商品のラベルに韓国の連絡先が印刷されているなど、至る所に韓国らしさが見える。
しかし、このMUMUSOは韓国の店ではなく、中国の上海に本部を置く中国企業で、韓国とは何の関係もない。販売している商品も韓国製ではなく、韓国が海外で生産した製品ですらない。他にも「MINIGOOD」「ilahui」などよく似た店があるが、いずれも中国の企業だ。
中国企業の韓国風生活雑貨店はここ2年でベトナムに100店舗ほどオープンしている。ホーチミンの業界団体によると、ここ1年余りでMUMUSOは27店舗、MINIGOODは15店舗、ilahuiは28店舗を新規オープンさせているという。
MUMUSOは韓国特許庁に「MUMUSO」と「無窮生活」といった商標を登録しており、商品の説明にもよく見ると中国製品であることや本部が中国にあることが非常に小さな文字で記されてはいるという。(翻訳・編集/岡田)
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