民進党主席「温首相退任後、同行して台湾見せたい」―台湾

Record China    2012年6月29日(金) 23時11分

拡大

28日、台湾民進党の蘇貞昌主席はこのほど「いかなる前提も設けず、民進党主席として中国を訪問する意向がある。温家宝首相が退任後に台湾へ来ることがあれば、同行して台湾を見せたい」と述べた。写真は台北。

(1 / 4 枚)

2012年6月28日、台海網によると、台湾の最大野党・民主進歩党(民進党)の蘇貞昌(そ・ていしょう)主席はこのほど、台湾誌・遠見のインタビューに対し、「いかなる前提も設けず、民進党主席として中国を訪問する意向がある。温家宝首相が退任後に台湾へ来ることがあれば、同行して台湾を見せたい」と述べた。

その他の写真

聯合網などによると、蘇主席は中国との交流を深め、“国民党の目を通さない”台湾を理解させる必要があると指摘。また、中台の指導者が経済活動を優先するため、互いに肩書きを外して呼び合う現状については「民進党の人間がみな中国で飛行機を降りた途端『中華民国万歳、台湾独立』を叫ぶわけではない。民進党にはその意思も用意もない」と主張。中国についてより理解を深め、中国にも台湾を理解させる必要があるとした。

蘇主席はまた、訪中の時期について「機が熟したら」と前向きな姿勢を示したものの、民進党主席以外の立場での訪問の意思はないことを強調した。さらに、今後の中台政策について、すでに多くの台湾人が中国で活動していると指摘。温家宝首相が退任後に台湾を訪れたいと語ったことについては、“前行政院長”として同行したいと表明した。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携