Record China 2018年7月16日(月) 19時40分
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米紙ワシントン・ポストは10日、ナイジェリアがインドを上回り、世界で最も貧困人口が多い国になったと報じた。写真はナイジェリアの首都アブジャ。
2018年7月14日、中国メディアの参考消息網によると、米紙ワシントン・ポストは10日、ナイジェリアがインドを上回り、世界で最も貧困人口が多い国になったと報じた。
米ブルッキングス研究所の予測によると、ナイジェリアは5月時点で、1日1ドル90セント(約225円)未満で生活する「極度の貧困層」が世界で最も多い国になった。これまで貧困層が最も多い国は、数十年にわたってインドだったが、極度の貧困層は、インドが7060万人なのに対し、ナイジェリアは8700万人に上るという。
インドでは極度の貧困層は年々減少に向かっているが、ナイジェリアでは人口の増加ペースが経済成長を上回っており、1分に6人というペースで極度の貧困層が増え続けている。
極度の貧困層はアフリカ全体で増加の一途をたどっている。ブルッキングス研究所の報告書は、「世界全体の3分の2をアフリカが占めているが、現在の情勢が続けば、2030年には9割をアフリカが占めることになるかもしれない」としている。(翻訳・編集/岡田)
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