Record China 2012年7月2日(月) 11時17分
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6月29日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「海外メディアが胡錦濤の香港訪問に注目=不調和が突出」を掲載した。40万人の香港市民がデモに参加、「独裁」統治に抗議した。写真は7月1日、香港返還15周年記念式典。
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2012年6月29日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「海外メディアが胡錦濤の香港訪問に注目=不調和が突出」を掲載した。
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29日、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)主席は香港返還15周年式典及び香港特別行政区第4期政府就任式典に出席するため、香港を訪問した。海外メディアの注目を集めているが、焦点は香港に広がる「不調和」への批判となった。
ウォール・ストリート・ジャーナルは香港記者協会の調査を取り上げ、約87%の記者が過去7年間で言論の自由が後退していると感じていることを紹介した。7月1日には40万人がデモに参加し、民主制度の後退に対して懸念を表明している。
AP通信は香港人が中国共産党による「独裁」に不満を感じていると指摘した。現行の長官選挙は中国共産党の意向が強く働く形式で、新たに就任した梁振英長官は中国共産党の意に沿った人選だ。早ければ次回の長官選挙から直接選挙制が導入するとも伝えられているが、具体的なタイムスケジュールはまだ決まっていない。
また中国本土の大富豪の投資により不動産価格が上昇していること、越境出産が増え産婦人科病院がパンク状態となり安心して子どもを産めない、簡体字の広告が増えているなどの不満も広がっている。(翻訳・編集/KT)
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