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2日、中国・遼寧省瀋陽市で清代の遺跡が発見され、皇族の親王のみが使うことの許されていた建材が確認されたことから、清朝初代皇帝ヌルハチの宮殿「汗王宮」ではないかと注目を集めている。
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2012年7月2日、中国・遼寧省瀋陽市で清代の遺跡が発見され、皇族の親王のみが使うことの許されていた建材が確認されたことから、清朝初代皇帝ヌルハチの宮殿「汗王宮」ではないかと注目を集めている。チャイナフォトプレスの報道。
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瀋陽市は、清朝の開祖ヌルハチが瀋陽故宮(清朝初代の皇居)を建立した場所。よって、ヌルハチはここに居住していたかのように思われるが、ヌルハチはここを執政の場としてのみ使用しており、住居は別に構えていた。それが「汗王宮」であると考えられている。
詳細な史料が残っていないため、汗王宮の全容は不明だが、現在では面積2000平米の敷地に3つの主室と応接間、守衛室などが配置されており、奥の院が居住スペースだったとされている。奥の院は3メートルほど高い段差の上につくられている。これは、山間に住む風習のある満州族が、集落内で最も地位の高い人物を最も高い位置に住まわせたことから来ているという。(翻訳・編集/愛玉)
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