仲間と「村役場の食堂メニューを食べ尽くした罪」で拘留15日の女性、処分不当を訴え―四川省

Record China    2012年7月4日(水) 12時36分

拡大

2日、中国四川省眉山市仁寿県で「村役場の食堂メニューを食べ尽くした」として地元公安局に拘留された女性が、処分の取り消しを求めている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2012年7月2日、中国四川省眉山市仁寿県で「村役場の食堂メニューを食べ尽くした」として地元公安局に拘留された女性が、処分の取り消しを求めている。3日付で新京報が伝えた。

その他の写真

拘留は不当と訴えているのは、黄満雲(ホアン・マンユン)さん。昨年12月28日、同じ村の25人を引き連れ、高速道路の土地収用問題で地元の村役場を訪問。午前中からの話し合いが昼時になっても終わらなかったため、役場の食堂で昼食を食べた。

ところが、大勢で押しかけたため、食堂のメニューを食べ尽くしてしまった。これにより、役場の職員は食堂での食事が不可能に。これが「役場の業務に著しい悪影響を及ぼした」として、仁寿県公安局が翌1月4日、「中華人民共和国治安管理処罰法」第23条第2項により、15日間の行政拘留に処すことを決定、黄さんを拘束した。

ところが、黄さんは「拘留は不当」だとして処分の取り消しを要求。5月3日、仁寿県の裁判所に再議を求める訴えを起こし、7月2日、第1回目の審理が行われた。黄さんは、「単に土地収用の件で村役場に行っただけなのに」と不満をあらわにしている。一方、村役場側は「違法に群集を集め、陳情した」罪にもあたるとして、拘留は妥当と主張している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携