環球網 2018年7月19日(木) 21時40分
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中国商務部の条約法律司責任者は18日、米国が通商拡大法232条に基づいて鉄鋼、アルミニウムの輸入制限を行ったことへの中国の対応措置について、コメントを発表した。資料写真。
中国商務部(省)の条約法律司責任者は18日、米国が通商拡大法232条に基づいて鉄鋼、アルミニウムの輸入制限を行ったことへの中国の対応措置について、コメントを発表した。
米国は先日、中国による対応措置を世界貿易機関(WTO)紛争解決メカニズムに提訴する手続きを始めたことを明らかにした。同責任者によると、米国の鉄鋼、アルミニウムの輸入制限は「国家安全」の旗を掲げた貿易保護主義の実行であり、これはWTOメンバーの共通認識となっているという。
また、同責任者は「米国の措置は多国間貿易のルールを破壊するもので、中国などWTOメンバーの正当な利益を損なっている。中国はWTOルールに従って米国に補償を要請したが、米国は対応を拒否した」「中国は『中華人民共和国対外貿易法』の関連規定に基づき、米国の輸入制限によってもたらされた損失をバランスよく取り、自身の正当な権利を守るために必要な措置を取らざるを得ない」と指摘。さらに「中国は、米国が依然として多国間貿易ルールを守る誠意を持っているのなら、WTOルールに違反した制限をできるだけ早く解除し、WTO加盟国との紛争を徹底的に解決するべきだと考えている。また、中国側はWTO関係加盟国とともに、多国間貿易体制の権威を守ることを望んでいる」と述べた。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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