2012年7月5日未明、中国・湖南省長沙市の道路が突然陥没し、普通乗用車がぽっかり空いた穴に落下した。これにより現在までに1人の死亡が確認されている。新華社通信が伝えた。

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陥没が起きた道路の近くには湖南省最大の河川である湘江が流れており、また一方では同市の大型な地下工事が行われていた。穴は深く、大きさも30平米ほどあったという。

中国では近年道路の陥没事故が多発しており、手抜き工事や水の浸食など原因もさまざま。6月7日、中国・広西チワン自治区桂林市でも、雨が多発したことにより道路の下が削られ、空洞になったことが原因と思われる道路の陥没事故が発生した。この穴は今回ほど大きくなかったものの車がすっぽりはまるほどの大きさだった。だが幸いにも運転手はけがで済んだ。

今回陥没が起きた道路は大河川が隣接しており、地下工事も行われていたが、現在のところ関係性は確認されておらず、事故原因についても伝えられていない。（翻訳・編集/内山）