Record China 2018年7月22日(日) 12時40分
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21日、韓国・国民日報によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」が、韓国の文在寅大統領を強く批判した。写真は文大統領。
2018年7月21日、韓国・国民日報によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を強く批判した。
文大統領がシンガポール訪問最終日の13日、オーチャードホテルで開かれた「シンガポールレクチャー」で、「米朝首脳が直接交わした約束を守らなければ国際社会から厳しい審判を受ける」と発言したことを受け、労働新聞は20日の論評で「実力以上の発言」「失礼極まりない詭弁」「余計な言葉」などと酷評した。
労働新聞はまた「南北間で解決しなければならない重大な問題が言葉の問題だが、取り残されたままになっている」とし、「今のような重大な時期に、彼らの政治的実利や体面維持のみにきゅうきゅうとしていてはならない」と指摘した。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「誰のおかげで米朝首脳会談ができたと思っているんだ」「北朝鮮はいつも不平・悪口ばかり」「戦争のない平和な朝鮮半島にしようと言いながら文大統領の悪口を言うとはどういうことだ」など、北朝鮮の態度を批判する声が寄せられた。
また「文大統領の発言は間違っていない」「文大統領も大変だな」など、文大統領を擁護する意見もあった。
ほかに「制裁圧力を弱め対話だけに集中したからだ」と、北朝鮮への対応に言及するコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)
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