Record China 2018年9月25日(火) 11時30分
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24日、騰訊体育は、中国の著名ボクサー・鄒市明を倒したことで一躍中国で有名となった日本人ボクサー・木村翔が、WBO世界フライ級タイトルマッチで田中恒成に敗れ、防衛に失敗したと報じた。写真は木村翔。
2018年9月24日、騰訊体育は、中国の著名ボクサー・鄒市明(ゾウ・シーミン)を倒したことで一躍中国で有名となった日本人ボクサー・木村翔が、WBO世界フライ級タイトルマッチで田中恒成に敗れ、防衛に失敗したと報じた。
木村は昨年7月、上海で当時同階級王者だった鄒と対戦して11回TKO勝ちを収め、同階級王座を獲得した。鄒を倒したことに加え、酒を配達する仕事をする傍らトレーニングを積むストイックさや質素な生活ぶり、謙虚な人柄が紹介されたことで、日本以上に注目され、人気を集めてきた。
今年7月には中国で2度目の防衛に成功。3度目の防衛戦となった24日の試合では、互いに見せ場を作るも決定打がなく一進一退の攻防が続き、最終の12ラウンドが終了。判定の結果、木村は0‐2で23歳の田中恒成に敗れ、王座を失った。一方の田中は国内最年少となる3階級制覇を達成した。
木村の敗戦に中国のネットユーザーは「日本人って本当に粘り強い。尊敬に値する選手」「とてもリスペクトしている。がんばれ!木村翔」「彼は、あの選手(鄒市明)が二流品であることを証明してくれた」「本当に骨のある漢(おとこ)だ」など、称賛とねぎらいのコメントを残している。(翻訳・編集/川尻)
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