金正恩氏、休戦協定締結日に中国志願兵に敬意―中国紙

Record China    2018年7月29日(日) 14時50分

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28日、中国紙・環球時報は、朝鮮戦争の休戦協定締結から65年を迎えた27日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、中国から参戦した中国人民志願軍に敬意を示したと報じた。写真は中国人民志願軍烈士陵園。

2018年7月28日、中国紙・環球時報は、朝鮮戦争の休戦協定締結から65年を迎えた27日、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、中国から参戦した中国人民志願軍に敬意を示したと報じた。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、金委員長は中国人民志願軍烈士陵園を参拝し、「過去も現在も、朝鮮人民は中国のような頼れる兄弟国、偉大な友人を誇りに思う」と話した。

金委員長は、朝鮮戦争で死没した中国人義勇兵の墓に献花し、毛沢東国家主席の長男で朝鮮戦争で戦士した毛岸英(マオ・アンイン)氏の墓前で黙祷を捧げたという。

遼寧社会科学院の南北問題専門家、呂超(ルー・チャオ)氏は、金委員長のこうした言動について「中朝関係の強固さを強調する狙いがある」と指摘。北朝鮮が同日、米朝首脳会談の共同声明に基づき、朝鮮戦争に参加して死亡・行方不明になった米兵の遺骨55体を返還したことについては「米国に相応の誠意ある対応をとるよう促す狙いがある」としている。(翻訳・編集/岡田)

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