日米豪がインド太平洋でインフラ整備、中国に対抗=中国報道官「口だけでなく行動を」

Record China    2018年8月1日(水) 9時50分

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31日、中国外交部の耿爽報道官は、日米豪3カ国が、「一帯一路」を通じてインド太平洋地域での影響力を強める中国を念頭に、同地域のインフラプロジェクトへの投資で連携することで合意したとする報道について、口だけでなく行動するよう求めた。

2018年7月31日、中国メディアの人民網や米華字メディアの多維新聞によると、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は、日本、米国オーストラリアの3カ国が、シルクロード経済圏構想「一帯一路」を通じてインド太平洋地域での影響力を強める中国を念頭に、同地域のインフラプロジェクトへの投資で連携することで合意したとする報道について、中国のことわざを引用して口だけでなく行動するよう求めた。

報道によると、オーストラリアのビショップ外相は31日、インド太平洋地域でインフラ整備などの事業に投資するため、米国、日本との3カ国が連携すると発表した。

耿報道官は31日の定例記者会見で、「米日豪3カ国がインド太平洋地域のインフラ建設への投資を増加させることは、良いことだ」とした上で、「私の記憶違いでなければ、このような声明や態度表明は今回が初めてではない。中国には『喉がかれるより、腕を動かすほうがいい』ということわざがある。われわれは、3カ国がこの地域のつながりを促し発展の手助けとなるために投資を行い、効果を上げることを望んでいる」とコメントした。

その上で、「中国側も開放、寛容、協力、ウィンウィンの原則の下、各国と対話を行い、この地域のつながりと経済成長のために共に努力したい。われわれも、志と進む道が一致する国が『一帯一路』に参加することを歓迎している」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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