2012年7月17日、環球網によれば、スウェーデンのH＆MやスペインのZARAなど、欧米発のカジュアルファッションブランドが中国市場への進出で苦戦していると、英BBC中国語サイトが15日に伝えた。

【その他の写真】

中国の若者はルイ・ヴィトンやグッチなどの高級ブランド品を持ちたがるが、実際に買うとなると、より安価なカジュアルブランドを選ぶ傾向にある。しかし、カジュアルブランドの分野は高級ブランドと比べて国内ブランドも含め他のブランドとの競争が激しく、近年まれに見る不景気の影響もあって競争はさらに厳しいものになると予想されている。

また、欧米から中国市場に進出したばかりのカジュアルブランドは知名度も低く、価格の割に中流階層以上の身分を象徴するアイテムとして認識されにくいため、中国で人気を得るのが難しいとみられている。（翻訳・編集/岡田）