2018年8月1日、香港01は、香港人が日本旅行を好むだけでなく、日本人も香港旅行を好んでいるとし、香港を訪れる日本人が増えている理由と、香港旅行の傾向について紹介した。

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統計によると、2015年より香港を訪れる日本人観光客が急増しており、昨年（17年）は前年（16年）比で12．3％増の123万人に達したという。

記事は、日本人観光客が急増している大きな理由の1つに、航空便の充実による利便性の向上を挙げた。「これまで香港への直行便は東京、大阪、名古屋などの大都市からしか出ていなかったが、近年のLCCによる積極的な参入により、地方空港から直接行けるようになった。LCCは航空券代の低下にも大きく貢献し、日本人がより香港に行きやすくなった」と伝えている。

そして、宿泊事情では「日本人観光客は7割が家族連れで、バックパッカーが少なく、比較的グレードの高いホテルに宿泊する傾向がある」とした。また「太平山で『100万ドルの夜景』を眺め、飲茶を食べるだけが香港旅行の魅力だと思っているのなら大間違いだ。今の日本人は太平山だけでなく船に乗ったり高層ビルに登ったりなど多くの絶景スポットを見つけ出している。そして、食べ物も飲茶だけでなく世界各国の美食を香港で楽しんでいる」と紹介した。

さらに、「インスタグラム好きな日本人が多いため、『インスタ映え』するような香港の街にある珍景スポットも日本人を多く引き寄せている」と伝えた。

香港政府観光局によると、今年香港を訪れる日本人観光客は昨年よりも7万人ほど多い130万人に達するという。記事は「日本の『香港ブーム』はさらに一定の時間続きそうだ」としている。（翻訳・編集/川尻）