Record China 2018年8月3日(金) 8時20分
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1日、騰訊網は、「中国ではどうして病院のトイレにトイレットペーパーが備え付けられていないのかと議論になっているが、日本の病院のトイレを見たら足りないのは紙だけではなかった」とする記事を掲載した。写真は日本のトイレ。
2018年8月1日、騰訊網は、「中国ではどうして病院のトイレにトイレットペーパーが備え付けられていないのかと議論になっているが、日本の病院のトイレを見たら足りないのは紙だけではなかった」とする記事を掲載した。
記事は、「日本の病院のトイレ環境から、日本の医療体系におけるサービス体系を見てみよう。各診療科や手術室などでは必要な機能や感染予防措置が異なり、汚物の処理方法や使用者の身体能力が異なることから、トイレにもそれぞれ異なるデザインが施されている」と紹介した。
そして、「小児科のトイレは色鮮やかで、幼児用の便器が備え付けられている。肛門科では温水洗浄のほか、オストメイト、人工肛門患者が利用しやすいような設計になっている。移動が困難な患者の病室には、ベッドの隣に便器が用意されている」などと説明している。
また、「視力や視覚、認知能力の障害を考慮し、病院内のトイレでは文字の大きさ、位置、形、高さ、扉の形状、携帯品を置く場所の設置など、十分に患者のことが考えられている」とした他、「すぐに助けを呼べるように緊急用の押しボタンも配備されている」と紹介した。
記事は、「トイレは病院の管理やサービスのレベルとともに、国や市民の生活レベルをも映し出す。社会の進歩、使用者や管理者の教養が現れるのだ」と指摘している。(翻訳・編集/川尻)
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