人民網日本語版 2018年8月6日(月) 8時50分
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テスラが株主に送った書簡によると、上海工場が生産するEV第1弾は3年以内にラインオフする見込みで、19年までは主要な初期投資は行わないという。写真は上海。
米国の電気自動車(EV)大手テスラはこのほど、2018年第2四半期の決算を発表した。それによると、同期の営業収入は40億200万ドルに達し、前年同期比43%増加した。株主に帰属する当期純損失は7億1800万ドルで、同113%拡大した。また、テスラが株主に送った書簡によると、上海工場が生産するEV第1弾は3年以内にラインオフする見込みで、19年までは主要な初期投資は行わないという。北京日報が伝えた。
テスラは7月、上海に全額出資の新工場「ギガファクトリー3」を建設すると発表。米国以外でギガファクトリーが建設されるのはこれが初めてだ。テスラによると、「初期段階の年間生産能力は完成車25万台とバッテリーユニットを目標にし、ゆくゆくは50万台まで引き上げる計画で、第1弾は3年以内にラインオフする見込み。上海工場でEVを生産することでテスラの生産能力が向上し、増加を続ける中国でのニーズへの対応が可能になる。これはテスラの米国工場の業務にマイナス影響を与えるものではない。上海工場は今後数四半期後に建設が始まる予定だが、19年までは主要な初期投資は行わない。投資資金の大部分は現地で債券を発行して調達する計画だ」という。
決算によると、第2四半期にはEVを5万3339台生産し、4万768台を引き渡しし、これには「Model S」と「Model X」計2万2319台、「Model 3」1万8449台が含まれる。テスラは、「7月にはModel SとModel Xが計2000台、Model 3が5000台の週あたり生産能力を保証できた。目標は8月末までにModel 3の週生産能力を6000台に引き上げることで、今後数四半期で6000台を超える見込みだ」と予想する。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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