Record China 2018年8月5日(日) 19時40分
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3日、鳳凰網は、海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦について「すごい部分はあるが、恐れることはない」とする記事を掲載した。資料写真。
2018年8月3日、鳳凰網は、海上自衛隊の「そうりゅう」型潜水艦について「すごい部分はあるが、恐れることはない」とする記事を掲載した。
記事は「海上自衛隊は全体的にバランスの取れた実力と、先進レベルの実力、充実した武器装備を持ち、一定規模かつ強い戦闘力を持っている。特に対戦能力の強化に力を入れており、その実力は米国以外の他国海軍をしのぐ。そして同時に潜水艦の発展も非常に重視しており、現在までに20隻前後の新型潜水艦を持つなど、地域において軽視できない水面下の軍備力となっている」とした。
その上で「代表的なものはそうりゅう型潜水艦で、海上自衛隊における通常動力潜水艦の屋台骨となっている。先代のおやしお型をグレードアップさせたそうりゅう型の初号艦は2005年に建造が始まり、09年3月に就役した。その特徴はAIP(非大気依存推進)技術の採用にあり、水中での航続能力を大幅に向上させた」と説明している。
さらに「先進的な戦闘システムが配備され、自動化レベルが高く、海上自衛隊の管制支援システムと米海軍の戦術ネットワークの双方に対応していることから、水中での攻撃力や生存力が従来に比べ大きく向上した。また高強度の鋼鉄からなるボディーにより、水深500メートルでも行動が可能であり、ゲリラ隊のような機動力を発揮する。HU-606型533mm魚雷発射管を6門備え、89式魚雷やハープーン級対艦ミサイルを発射できる」とした。
そして「そうりゅう型潜水艦の存在により、水文状況の複雑な黄海や東シナ海海域における日本の水中戦力の活動範囲は大きく広がり、中国海軍に対する抑止力が一層高まった。しかし、現代の戦争で制海権を掌握するには、さまざまな軍備や兵力による共同作戦が必要であり、潜水艦同士の単独戦闘ですべてが決まるわけではない。そうりゅう型はどう猛ではあるが、何も恐れることはないのである」と評している。(翻訳・編集/川尻)
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