2012年7月19日、人民網日本語版によると、ロンドン五輪組織委員会は、ロンドン五輪サッカー観戦チケットが大量に売れ残っていることから、競技会場の観覧席数を減らす措置を講じ始めた。

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組織委員会の統計データによると、サッカー観戦チケットは100万枚以上売れ残っている。組織委員会はこの数字を減らすために、競技会場の観覧席数を減らす措置を講じた。例えば、カーディフ・ミレニアム・スタジアムでは、上層部の観覧席を閉鎖することで、スタジアムの総観覧席数を7万5000席から4万席に減らす。サッカー競技会場全体では50万の観覧席を減らす計画だ。

サッカー観戦チケットの売れ行きは芳しくないが、組織委員会のセバスチャン・コー会長は、「現在までの販売状況はそれほど悪くはない。五輪のサッカー観戦チケットは歴代大会においても売るのに一苦労だった。われわれは結構良くやっている」とコメントした。

コー会長によると、25日にカーディフ・ミレニアム・スタジアムで行われる女子サッカー英国対ニュージランド戦のチケットはすでに3万8000枚売れたという。

ロンドン五輪サッカー決勝トーナメントは7月26日から8月12日までシティ・オブ・コベントリー・スタジアム、ハムデン・パーク、カーディフ・ミレニアム・スタジアム、オールド・トラフォード、セント・ジェームズ・パーク、ウェンブリー・スタジアムの各競技会場で行われる。決勝トーナメントに進めるのは男子18チームと女子12チーム。（編集/TF）