Record China 2018年8月6日(月) 23時50分
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6日、澎湃新聞網によると、中国四川省安岳県で宋代に作られた仏像が、誤った修復で元の姿とまったく別の外見に代わっていたことが分かり、波紋を呼んでいる。
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2018年8月6日、澎湃新聞網によると、中国四川省安岳県で宋代に作られた仏像が、誤った修復で元の姿とまったく別の外見に代わっていたことが分かり、波紋を呼んでいる。
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問題が発覚したのは、同県にある峰門寺の石窟内に作られた仏像。仏が立っている姿を像にしたもので、顔など肌は白く、唇は赤く、眉や瞳も黒い染料でくっきり書かれている。衣は赤、黄、青の極彩色で、背後にも鮮やかな4色使いで円が大きく書かれている。
しかし、最近になって仏像の元の姿と現状を並べて比べた写真がネットに流出。像はもともと色付けされておらず、木で彫られた姿そのままに、素朴で簡素な外見だったことが分かった。
これに対し、同県の文化財保護局は、修復が1990年代に行われたことを確認。「当時仏像はまだ文化財に指定されていなかった。地元の人たちが修復したとみられる」と説明している。
同県は中国の古代仏教遺跡が集中していることで知られる。同様の石窟は100カ所以上あり、唐代から宋代にかけて仏像10万体以上など貴重な文物があるという。(編集・翻訳/大宮)
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