米国で学ぶ留学生、中国人が最多、だが9割が推薦状をねつ造―中国メディア

Record China    2012年7月23日(月) 18時6分

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21日、海外の大学で学ぶ中国人留学生の不正が問題視されている。申請の際に提出する書類の大半に「ウソ」が存在するというもの。写真は11年3月、福建省アモイで開催された留学フェア。

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2012年7月21日、海外の大学で学ぶ中国人留学生の不正が問題視されている。申請の際に提出する書類の大半に「ウソ」が存在するというもの。中国のポータルサイト・網易が伝えた。

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非営利団体・国際教育協会(IIE)によると、2011年の在米中国人留学生の数は前年比23%増の15万7558人。留学生全体の21.8%を占め、2位のインドを大きく引き離した。そのうち、最多を占めるのが私費留学生。米国の私立高校を卒業するには北京市民の平均年収の2倍にあたる20万ドル(約1560万円)が必要だが、それでも中国人学生の米国留学熱は一向に収まる気配はない。

ところが、こうした中国人学生が留学前に提出する申請書類の大半に「ウソ」が存在するという事態が明るみになってきている。英紙デイリー・メールによると、英名門大学の研究機関で構成されるラッセル・グループの北京事務所が不正な手段で、中国の「落ちこぼれ」を大量に英国の名門校に送り込んでいたことが発覚したばかり。

ニュージーランドでも先日、中国人留学生1800人のビザを徹底調査したところ、279人に不正が見つかった。また、2010年には留学あっせん業者のZinch Chinaが米留学を控える中国人学生250人を調査したところ、90%が推薦状をねつ造していた。このほか、70%が他人の論文のつぎはぎで、50%が成績を改ざん、10%が架空の受賞歴を記載していた。(翻訳・編集/NN)

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