ロンドン五輪公式グッズ、65%は中国製―英メディア

Record China    2012年7月24日(火) 8時33分

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21日、ロンドン五輪公式グッズの約65%が中国製で、英国製はわずか9%であることが分かった。写真は香港の広場に設けられたロンドン五輪特設ブース。

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2012年7月21日、英メディアによると、まもなく開幕するロンドン五輪の公式グッズの約90%が外国製で、65%が中国製であることが分かった。英国製はわずか9%だという。揚子晩報が伝えた。

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公式グッズは中国のほか、トルコ(19%を製造)、フィリピン(同4%)、インド、ベトナム、インドネシア、タイ、パキスタン、ドイツ、ポーランドなど。英国製は全体の1割に満たない9%だった。中国ではカップ、ぬいぐるみ、ピンバッチすべてのほか、タオルや寝具、衣類などの多くも作られていた。

ロンドン五輪組織委員会によると、公式グッズの販売収入は約10億ポンド(約1215億円)、利益は8600万ポンド(約104億5000万円)と推計される。英デイリー・メール紙は「組織委は『五輪は国内企業に恩恵をもたらす』と主張してきたが、これでは利益のほとんどが海外に流出するではないか」と批判している。

一方、中国ではすでに公式グッズの偽造品も広く出回っている。価格は正規版より安く設定されているが、上海の正規版公式グッズ販売店では「どちらも中国で作られているが、偽造品では『五輪の精神、文化』が感じられないだろう」と話している。(翻訳・編集/AA)

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