ロンドン五輪男子体操、団体金をめぐりしのぎを削る日中両国―中国メディア

Record China    2012年7月25日(水) 9時27分

拡大

24日、ロンドン五輪男子体操の団体金メダルをめぐり、日中両国がしのぎを削っている。写真は中国代表。

(1 / 4 枚)

2012年7月24日、人民網日本語版によると、中国男子体操チームは22日、ロンドンのグリニッジ・スクールで五輪本番前の調整練習を行った。会場には多くの日本人記者の姿があった。日本体操男子の練習は見学や取材が許可されなかったため、中国の練習をのぞきに来たようだ。日本は団体金を中国から奪回するという悲願を果たすため、取材陣もシャットアウトする徹底ぶりだ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

その他の写真

体操に関する取材ではベテランの日本人記者も中国の練習を見学した。彼は筆者に、中国代表チームはいつもこのように公開で練習しているのか、誰でも見学できるのかと、興味深げに尋ねた。そして、「日本チームの練習はメディア非公開で行われ、取材まで断られた。仕事の種を取り上げられたわれわれ日本の記者は、強豪・中国代表チームの練習を連れだって観に来るしかなかった」と続けた。だが、日本代表の監督はメディア側からの求めに応じ、25日の練習の一部を公開することを了承したという。

この日本人記者によると、日本代表チームが最も重視しているのは男子団体で金メダルを取ることであり、今回のロンドンオリンピックの第一目標でもある。「万能キング」ことエース内村航平選手は以前、日本のメディアに対し、「今はチームのことしか考えていない」と語り、最初の金メダルを勝ち取ることだけに集中する考えを示した。

男子体操の日中対決は長年続いている。2004年のアテネ五輪では、両国の金メダル争いで中国がミスを連発、日本に王者の座を譲りわたした上、メダルにも手が届かなかった。2008年の北京五輪では、巻き返しを図った中国が圧倒的な強さで日本を破り、金メダルを奪回した。今回のロンドンでは、実力が伯仲する双方の団体金メダル争いはかなり白熱しそうだ。(編集/TF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携