日本の製紙工場の排水流す排水管に住民が反発、市政府が建設一時中止を発表―江蘇省南通市

Record China    2012年7月28日(土) 10時22分

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26日、江蘇省南通市啓東市政府は公式サイトで、環境汚染につながると反発を受けていた工場排水問題について説明。排水管建設を一時中止すると表明した。写真は排水管建設反対を訴えるポスター。

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2012年7月26日、江蘇省南通市啓東市政府は公式サイトで、環境汚染につながると反発を受けていた工場排水問題について説明。排水管建設を一時中止すると表明した。27日、人民網が伝えた。

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問題となっている排水管は南通市開発区から啓東市海岸までつなぐもの。日本の製紙大手・王子製紙など開発区企業の汚染された排水を海に流すものだと住民の反発が広がり、28日、29日にデモを行おうとの呼び掛けが広がっていた。

26日、啓東市政府は公式サイトに、張建新(ジャン・ジエンシン)常務副市長の談話の動画、公開書簡を掲載した。市民の訴えを受けて排水管建設の一時中止を表明すると同時に、「違法な集会、デモは全市の経済・社会発展の良好な状態を損なうもの」とデモの中止を求めている。(翻訳・編集/KT)

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