2012年7月25日、中国・湖南省長沙市の医療機器製造工場にある女子更衣室に監視カメラが取り付けられていた。瀟湘晨報が伝えた。

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工場の女性従業員によると、監視カメラは23日にはすでに設置されており、女子更衣室2部屋に合わせて3台が取り付けられた。監視カメラに関して従業員には事前の相談もなく、監視カメラが設置されたのは女子更衣室のみで、男子更衣室には取り付けられなかった。工場側は防犯上必要と判断しての措置としているが、事前の相談がなかったために女性従業員たちは納得していないという。

それでも監視カメラはすでに作動し、女性従業員たちはやむなくカメラに入らないよう更衣室の隅で着替えているという。監視カメラの設置により女性従業員が不便を感じていることに対して工場側は、今後は監視カメラの角度を、女性の着替えが映らず、ロッカーの開閉を確認できるように調整し、監視カメラの設置に関して意見交換会を設けると話した。さらに、監視カメラを確認するのは、女性責任者1人とし、女性従業員への配慮を図るという。（翻訳・編集/内山）