<南シナ海問題>フィリピンの挑発で武力衝突のリスク=国連は介入を―国際NPO

Record China    2012年7月29日(日) 5時30分

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27日、国際NPOのインターナショナル・クライシス・グループはこのほど、中国とフィリピン、ベトナムの対立が激化する南シナ海で軍事衝突の可能性が高まっていると警告した。写真は西沙諸島の中国人民解放軍駐屯兵。

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2012年7月27日、ブリュッセルに本部を置く国際民間非営利団体(NPO)のインターナショナル・クライシス・グループはこのほど、中国とフィリピン、ベトナムの対立が激化する南シナ海で軍事衝突の可能性が高まっていると警告した。環球時報が伝えた。

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昨年来、南シナ海の緊張が高まっている。今年4月にはスカボロー礁(中国名・黄岩島)で中国の巡視船とフィリピンの軍艦がにらみ合う展開が続いた。環球時報によると、インターナショナル・クライシス・グループはフィリピンの軍艦派遣は中国など他国の神経を逆なでにする危険な行為だと批判している。

国内の政治問題、経済問題を転嫁しようと、ナショナリズムに訴えかける強硬な領有権主張が続いているとして、国連、欧州連合(EU)、世界銀行などの国際機関は武力衝突を避けるために介入するべきだと提言した。(翻訳・編集/KT)

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