The World Video 2018年8月16日(木) 13時30分
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中国の四川省南充市で8月11日、患者の家族が妊娠中の看護師に暴行を加える事件が発生した。
中国の四川省南充市で8月11日、患者の家族が妊娠中の看護師に暴行を加える事件が発生した。14日付で封面新聞が伝えた。
被害に遭ったのは妊娠6カ月の29歳の女性看護師。小児科で働き、点滴を受けていた男の子の対応をしていた。点滴が終わり、管を固定していた医療用テープをはがした際に、男の子の祖母が「子どもが痛がっている」とし、手ではがすのではなくハサミでテープを切ってはがすよう要求した。
看護師によると、男の子は対応中ずっと泣いており、足に点滴を打っていたため暴れたら危険だと考え手ではがしたが、それが気に入らなかった祖母は看護師を押しのけた。看護師が処置を終え去ろうとすると、今度は点滴スタンドで看護師の肩を殴る暴挙に。看護師は妊娠6カ月ということを伝えたが、祖母の怒りは収まらず、その場を去ろうとした看護師に点滴の瓶を投げつけたり、点滴スタンドで背中を何度も殴打したりした。
暴行を受けその場に倒れた看護師は産婦人科に搬送されたが、事件発生の1時間後から子宮収縮の頻度が上がるという事態に発展。早産の危険性に見舞われている。看護師に暴行を加えた祖母は「看護師の不手際で子どもが痛がった」と主張しているが、その後警察に拘束され10日間の拘留処分と罰金200元を科せられた。(翻訳・編集/内山)
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