Record China 2012年8月3日(金) 11時53分
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1日、香港の名門小学校が9月の新学期から中国への帰属意識と愛国心を養うための「国民教育」を導入する方針を示し、保護者から不安の声が上がっている。写真は10年6月、四川省綿陽市で行われた国民教育交流活動の始動式。香港から学生1000人が参加した。
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2012年8月1日、香港紙・明報によると、香港の名門小学校が9月の新学期から中国への帰属意識と愛国心を養うための「国民教育」を導入する方針を示し、保護者から不安の声が上がっている。米華字サイト・多維新聞が伝えた。
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「国民教育」の導入を予定しているのは、男女共学の名門中学「聖保羅男女中学」(St Paul's Co-educational College)の付属小学校。新学期から使用する教科書リストに国民教育用の教材が含まれていたため、保護者から説明を求める声が上がっている。
例えば、小学1年生の教科書では「私は中国人」というテーマで、「中国の地図はメンドリの形」「中国人は黄色人種」といった内容を学ばせ、「あなたは中国を愛していますか?」と問いかける。最後には「一生懸命勉強して、中国に貢献します」といった“誓いの言葉”まで。
さらに、2年生では「国旗や国歌は国のシンボル。国旗を愛し、大切にしよう」。6年生では上海万博の開催を取り上げ、「世界に羽ばたく中国」や「改革開放後の長所と短所」などを教える。
香港では9月からの「国民教育」導入に反対するデモがあったばかり。「
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