2012年7月31日、中国本土で資産1000万元（約1億2000万円）以上の富豪が100万人を超えたことが分かった。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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ルパート・フーゲワーフ（胡潤）研究院とシンクタンクGroup M Knowledge Center（群邑智庫）の報告書「群邑智庫・2012胡潤資産報告」で明らかになった。それによると、2011年末現在、中国本土で「千万富豪」と呼ばれる資産1000万元（約1億2000万元）以上の富豪は102万人に達し、初めて100万人を超えた。前年比6．3％増。人口1300万人あたり1人が「千万富豪」という計算になる。

平均年齢は39歳。男女比は6対4。そのうち、50％が企業主、20％が株の個人投資家、15％が不動産投機家、15％がエリートビジネスマンだった。地域別では北京が最多の17万9000人で、前年比9000人増。2位は広東で16万7000人。3位は上海で14万人だった。向こう数年の中国経済について、28％が「非常に自信がある」と答えた。

出張は毎月平均8日、海外へは年平均3回。好きなスポーツはゴルフ、水泳、ヨガ。喫煙率は46％、飲酒の習慣がある人は70％。好きな酒はワインとシャンパン。腕時計と年代物の書画をコレクションしている、というのが標準的な「千万富豪」像のようだ。

子どもを高校から海外留学させたいと考えている割合は85％。行先は米国、英国、カナダの順に人気が高かった。ミニブログの利用率は40％、米アップルのタブレット端末「iPad」の所有率は63％だった。（翻訳・編集/NN）