陳光誠氏が米議会を訪問、「今の中国は無法状態」と痛烈に批判―米華字メディア

Record China    2012年8月2日(木) 20時47分

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1日、「盲目の人権活動家」陳光誠氏が米連邦議会を訪れ、下院のベイナー議長やペロシ民主党院内総務らと会談。中国の人権状況を痛烈に批判し、オバマ大統領に「明確な態度」を示すよう求めた。写真は7月、北京・天安門広場をパトロールする警察官ら。

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2012年8月1日、「盲目の人権活動家」陳光誠(チェン・グアンチョン)氏が米連邦議会を訪れ、下院のベイナー議長やペロシ民主党院内総務、ケリー上院外交委員会委員長らと会談。中国の人権状況を痛烈に批判し、オバマ大統領に「明確な態度」を示すよう求めた。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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陳氏は5月の渡米後、天安門事件の記念集会や上院外交委員会の公聴会などへの招待を断り続けてきたが、この日、ニューヨークからワシントンの米議会を訪問。ベイナー氏やペロシ氏らと会談し、「甥の陳可貴(チェン・カーグイ)は夜中に自宅に乱入してきた地元当局者や彼らが雇ったチンピラに殺されないよう必死で抵抗しただけ。正当防衛だ」と訴えた。

また、「この事件は私たち家族や親族に対する当局の嫌がらせの一端。政府に調査を求めているが、3カ月経っても何の連絡もない。こうした明らかな法律違反が公正に解決されないなら、中国がいくら『人権を尊重している法治国家』だと主張しても、誰も信じないだろう」と当局の対応を批判した。

中国の人権問題について、「ここ数年で急激に悪化している」と話す陳氏。「社会の安定維持のやり方がマフィア化している。今の中国はまるで文化大革命時代に戻ったような無法状態だ」と懸念を示した。(翻訳・編集/NN)

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