2018年8月16日、キャベツや白菜などの葉物野菜を買う際、傷んだ葉を剥がしてから持ち帰る人もいるが、中国の貴州省貴陽市でこのほど、この行為が原因でトラブルが発生した。

中国の動画サイト・梨視頻が15日に掲載した動画によると、トラブルが発生したのは今月13日。目撃者によると、当時子ども連れの女性が市場で野菜を買っていた。キャベツを買った女性2人が傷んだ葉を剥がしてその場に捨てたことで清掃員が注意し、そのうちの1人と口論になった。

清掃員は野菜の葉をごみ箱に捨てるよう求めたが女性は聞く耳を持たず、たまらず清掃員が「あなた子どもの親でしょ、何でそんなに素養が悪いの」と発すると、女性は逆上。野次馬に止められても聞かずキャベツの葉を捨て続けていた。しばらくして女性の携帯電話に着信があり、女性は「いじめられた」と夫に訴え、友人を連れて現場に到着した夫は状況を把握すると妻を止めに入った。その間、友人が代わりに清掃員と一緒に掃除していたが、怒りが収まらなかった女性はホウキを取り上げ清掃員に投げつける場面も。幸い清掃員にけがはなく、夫は無理やり妻をバイクに乗せ子どもを連れてその場を後にした。結局女性が散らかしたごみは夫の友人と清掃員が片づけたという。

女性が騒ぎを起こした際、そばには2歳の子どももいたことから「子どもの手本になるのが親の務め」といった声が聞かれている一方で、「彼女はごみと一緒に素養も捨てた」と批判する声が数多く寄せられている。（翻訳・編集/内山）