Record China 2012年8月6日(月) 7時47分
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2日、香港では中国本土出身の大学生が増え、賃貸住宅不足が深刻化。家賃相場を押し上げる要因となっている。
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2012年8月2日、シンガポール・聯合早報によると、香港では秋の入学シーズンを控え、賃貸住宅の家賃が上昇期を迎えている。最近では中国本土から香港の大学に進学する学生が増え、物件不足が深刻化。家賃相場を押し上げる要因となっている。
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香港の大学に進む本土の学生は最近ますます増加。昨年は香港の各大学全体で約9000人に達し、返還前後にあたる1996〜97年度の10倍以上に膨れ上がった。各大学とも学生寮の不足が深刻で、学生たちは民間のアパートなどを探すため、家賃は上昇傾向にあるという。6月以降は、郊外の住宅地などで物件を探す本土出身者の姿が頻繁に見られるようになっている。
一方、中国の学生にとって香港の就労・生活環境は大きな魅力。卒業後も香港にとどまり働く人も増えている。香港政府も優秀な人材確保のため、香港以外の地区出身者に対する卒業後のビザ(査証)発給制限を緩和。2008年には2700件だったビザ発給量が2011年には5200件に倍増し、うち本土出身の学生も少なくないとみられている。
香港の家賃事情を鑑みれば、ビジネス街や職場の近くに家を借りることは予算的に困難なため、卒業間もない学生たちは地下鉄沿線の郊外や大学周辺の地区に物件を借りることとなる。中には家賃がもったいないと、故郷の両親に家を買ってもらうケースもあるという。(翻訳・編集/AA)
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