Record China 2019年6月30日(日) 21時20分
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27日、中国紙・新京報は、民法典婚姻家庭編の草案を審議している委員から、男女とも18歳からの結婚を可能にすべきとの意見が出ていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は結婚証明書。
2019年6月27日、中国紙・新京報は、民法典婚姻家庭編の草案を審議している委員から、男女とも18歳からの結婚を可能にすべきとの意見が出ていると伝えた。
記事は「現行の婚姻法では、男性は22歳、女性は20歳にならないと結婚できないと規定されている」と述べ、「世界的に見ると多くの国では結婚できる年齢が中国よりも低い。中国の人口形勢からすると結婚できる年齢の引き下げを考慮すべきではないだろうか」との声があることを紹介。その上で、委員の1人である張蘇軍(ジャン・スージュン)氏が「13年から18年まで婚姻届提出数が連続で減少しており、出生数も減少し高齢化が進んだ。結婚できる年齢を引き下げても、結婚する人が増え高齢化が収まるわけではないが、これは調整の方向性となる」と指摘したことを伝えた。
張氏は結婚できる年齢を男女とも18歳とすることを提案し、「結婚できる年齢で男女の差を設ける必要はない。以前は、女性の方が発育が早いことや男性の家族を養う責任などを考慮して男性は22歳としてきたが、状況は変化したので2歳の年の差をつける意義はない」と論じたという。
これに対し、中国のネットユーザーから「18歳はまだ子どもだ。どうやって家庭の責任を担うというのだ?結婚率や出生率が下がっているからと言って結婚できる年齢を下げるべきではないだろう」「結婚する人が減ったのは人々の考え方が変わったからだ。結婚できる年齢とは関係ない」「男女とも20歳でいいんじゃないか?18歳に下げる必要はない」など、否定的なコメントが多く寄せられた。
また、「私たちが結婚しないのは単に貧しいからです」「大学受験の時に子どもを産んでいれば加点される日が来るのもそう遠くはなさそうだ」「これが施行されたら、離婚率も上がる方に賭ける」などの意見もあり、歓迎するユーザーはほとんどいなっかった。(翻訳・編集/山中)
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