Record China 2018年8月19日(日) 16時0分
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18日、新華社は、日本オリンピック委員会広報担当委員の竹内浩氏に、ジャカルタ・アジア大会の目標と2020年東京五輪への準備についてインタビューを行ったと報じた。写真は東京五輪のバッジ。
2018年8月18日、新華社は、日本オリンピック委員会(JOC)広報担当委員の竹内浩氏に、ジャカルタ・アジア大会の目標と2020年東京五輪への準備についてインタビューを行ったと報じた。
竹内氏は、18日開幕のジャカルタ・アジア大会の目標について「今回は日本代表団としてメダル数の目標設定はしていない。一部の競技ではトップ選手が東京五輪を見据えて同時期開催の世界大会に参加しているからだ。ただ、水泳と陸上は主力選手を派遣しており、特に陸上は今年一番の重要な大会と位置付けている」と語り、この2競技を中心として多くのメダル獲得に期待を寄せた。
また、過去のアジア大会では日中韓3カ国の覇権争いが最大の焦点となってきたことについて「今大会もそうなると思うが、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国も多くの金メダルを取りそうだ。近年、東南アジアや南アジアの国は経済の発展に伴ってスポーツのレベルも急速に高まっている。そして、ASEANの選手たちはインドネシアの気候に慣れている」と語っている。
竹内氏はさらに、東京五輪に向けた今大会の意味について「前哨戦でもあり、試金石でもある。5月にJOCは東京五輪での金メダル30個、世界第3位という目標を立てた。過去の最高は16個であり、倍増させるというのはハードなチャレンジだ。今大会は、東京五輪前の最後の大型総合大会であり、ここでの経験が東京五輪に向けて大きな財産になると思う」とした。(翻訳・編集/川尻)
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