Record China 2007年3月8日(木) 15時43分
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大けがをした野生パンダに義足を!陝西省の稀少野生動物保護飼育研究センターが世界に向けて技術的アイデアの提供を呼びかけている。
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2007年3月7日、大けがをした野生パンダに義足をつけようと、陝西省の稀少野生動物保護飼育研究センターが世界に向けて技術的アイデアの提供を呼びかけている。
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けがをしたメスのパンダ「ニウニウ」は12−13歳、昨年12月28日に太白県の山中で3、4頭のパンダとけんかをして大けがを負っているところを作業中の農民に発見され、野生動物保護センターの飼育員により保護、搬送された。センターに到着したときは全身傷だらけで、息も絶え絶えという状態だったが、同センターでは24時間体制で傷の消毒や感染予防を施し治療に当たった。
手厚い看護の甲斐あって、2ヵ月たった現在では一日に30キログラムの竹を食べ、体重も保護当時の56キロから73キロに増えた。しかし、左前足の骨や筋肉の3分の2が欠落し、三本足歩行を余儀なくされている。そしてこのままでは出産もできないという。
同センターの金学林副主任は「これほど科学が進歩した今日にあって、パンダ一匹救えないのは残念すぎる。ぜひ世界の皆さんから国宝パンダに義足をつける技術的なアイデアを募集したい、どうかたくさんのご意見をお聞かせ願いたい。」と協力を呼びかけた。
レコードチャイナは同センターから直接依頼を受け、このニュースをパンダに関心の高い日本の皆様にお届けします。「ニウニウ」が早くママになれますように。
●応募先
info@recordchina.co.jpまで。ドット(.)を半角に直してからお送りください。
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