<ロンドン五輪>絶好の商機を逃すな!各社が中国人観光客の取り込みに躍起―英国

Record China    2012年8月8日(水) 9時46分

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3日、ロンドン五輪にあやかり、英国の小売店やホテルが高い購買力を誇る中国人観光客の争奪戦を繰り広げている。写真はロンドン。

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2012年8月3日、英華字紙・英中時報によると、ロンドン五輪にあやかり、英国の小売店やホテルが高い購買力を誇る中国人観光客の争奪戦を繰り広げている。6日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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英国では現在、「免税」の表示や中国語を使って中国人観光客を呼び込む姿などが各地で見られる。店内に中国語の案内が掲示されているだけでなく、多くの店が中国のデビットカード「銀聯カード」の取り扱いも始めている。

英国の有名百貨店ジョン・ルイスのオックスフォード・ストリート店とストラトフォード店でも、今年6月から銀聯カードの取り扱いを開始し、ガイドブックに中国語の説明を追加した。また、従業員に対し、クレジットカードを受け取る時の作法やお辞儀の仕方など、中国式マナーの訓練を行った。同社の関係者は、中国製の商品が世界中にあふれているため、中国人観光客が中国製の商品を購入して帰国後にがっかりしないよう、特に注意していると話す。

小売チェーン店Bootsのロンドン市内の店舗では、レジの前に「免税」の表示を掲げ始めた。また、ファッションブランドも、Gapは中国語を話せる従業員を雇用し、Nextは銀聯カードの取り扱いを開始するなど、小売各社が五輪期間中の中国人観光客取り込みに力を入れている。

さらに、ホテルにおける中国人観光客争奪戦も熱を帯びている。バッキンガム宮殿近くの4つ星ホテル、ザ・グロブナーでは、漬物や揚げパン、ピータン、ギョーザなど、中国式の朝食を提供し始めた。

11年、中国人による免税商品の購入額は前年比56%増の2兆1500億ドルに達した。五輪という絶好の商機を迎え、英国の各企業は高い購買力を持つ中国人観光客の取り込みに躍起になっている。(翻訳・編集/HA)

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