2018年8月21日、台湾外交部の呉●燮（ウー・ジャオシエ、●は金へんにりっとう）部長が中米エルサルバドルとの断交を発表した。一方、中国はこの日、北京で同国との外相会談を開き、外交関係締結に関する文書に署名した。

観察者網は「5月のドミニカ共和国、ブルキナファソに続く断交」と説明し、4カ月間で3カ国との国交断絶が起きたことを指摘。台湾と外交関係を持つ国が17カ国に減ったことを伝えた。

また、聯合報は、「台湾の青少年卓球チームが20日にエルサルバドル訪問を終えたばかり。断交の発表は社会に衝撃を与えた」としており、台湾のネットユーザーからは「2年で5カ国。すごい効率だ」「蔡英文（ツァイ・インウェン）総統が外遊して友好国が一つ減るなんて…」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）