中国で珍事!トラックの下に小学生、1000キロ走行後に気が付く

The World Video    2018年8月23日(木) 15時10分

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19日、中国の湖南省汨羅市に止まった長距離トラックの下から、9歳の男の子が見つかるという珍事が発生した。

2018年8月19日、中国の湖南省汨羅市に止まった長距離トラックの下から、9歳の男の子が見つかるという珍事が発生した。21日付で澎湃新聞網が伝えた。

トラックは汨羅市に到着する前、8時間にわたり約1000キロメートルを移動していた。目的地の工場に着いた際に男の子の姿を発見。男の子は車体下部の幅約20センチのすき間にもぐっていた。工場の従業員は男の子をすき間から出して保護したが、男の子は何も語ろうとはせず、従業員に襲い掛かる場面も見られた。その後警察も加わり、男の子から連絡先や両親の情報を聞きだせたが身元は分からず保護施設に協力を依頼。最終的に、情報を目にした男の子の学校の担任が警察や保護施設に連絡し、身元が判明した。

男の子は同省株洲市の農村部に祖母と一緒に住んでいる。両親は離婚しており、母親は離婚後連絡を取ることがなくなり、父親は出稼ぎに出かけている。担任によると、男の子は学校では奇行が目立つ子で、木に登って教師に物をねだったり、ごみ箱をあさったりする姿が見られ、授業に出ないのも日常茶飯事だった。祖母は目が悪くしつけが厳しかったという。男の子の父親によると、男の子はたびたび家出していた。今回は祖母が飼っていたアヒルを死なせてしまい、叩かれたことで家出したという。たびたび家出する理由について父親は、「母親からの愛情が足りないのだろう」と語っている。男の子に大きなけがはなく、保護施設で2日間滞在した後、施設の職員が20日に家まで送り届けた。(翻訳・編集/内山

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