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2007年3月7日、上海市疾病予防コントロールセンターにて、「乳がんの自己予防と検査について」の講演会が行われた。説明時のモデルになったのは、なんと男性医師! 女性の乳房をかたどった模型を胸につけ、照れた表情を見せていた。
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2007年3月7日、上海市疾病予防コントロールセンター(SCDC)にて、医師と台湾乳がん防止協会主催による、講演会が行われた。上海市の女性を対象に行われたこの講演会のテーマは、「乳がんの自己予防と検査について」。講演会では実例を挙げ、予防方法や検査の重要性についての説明があった。また、実際に胸部を披露する女性は現れなかったため、なんとその場にいた男性医師が、女性の乳房をかたどった模型を胸につけモデルに。深刻なテーマでありながら、その男性医師のおかげで和やかな雰囲気の講演会となった。
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上海市疾病予防コントロールセンターの発表によると、上海市内の女性のがん発症率と死亡率の高さは、他の地区に比べ突出しているという。また、1973年以降実施の「女性がん患者追跡調査」により、発症者数、死亡者数ともに年々増加傾向にあることが、判明している。中でも、乳がんの増加が目立って多い。その実状を踏まえて、この日は乳がんをテーマにした講演会が行われたのであった。(編集・饒波貴子)
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