Record China 2018年8月23日(木) 11時20分
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22日、韓国・ニュース1によると、世界初となる「人工知能ワールドカップ2018」で、優勝および準優勝に韓国科学技術院のチームが輝いた。写真はKAIST。
2018年8月22日、韓国・ニュース1によると、世界初となる「人工知能ワールドカップ(AIW杯)2018」で、優勝および準優勝に韓国科学技術院(KAIST)のチームが輝いた。
KAISTは、同日開かれた「AIW杯2018」の決勝戦で、「AFC-WISRLチーム」と「Team-Siitチーム」がそれぞれ優勝と準優勝を果たしたと発表した。決勝戦ではサッカー競技、試合解説、記事作成の種目が行われた。チームにはそれぞれ1万ドル(約110万円)と5000ドル(約56万円)の賞金が授与されたという。
今回のAIW杯では、韓国をはじめ米国・ブラジル・イラン・中国・台湾・フランス・インドなど12カ国、グーグル・米マサチューセッツ工科大学(MIT)・ノースウエスタン大学・ソウル大学など29チームが参加した。優勝候補と言われていたMITとグーグルは、8強にも入ることができなかったという。
KAISTの金鍾煥(キム・ジョンファン)学長は、今大会を開催した目的について「新しいビジネスモデルの創出に寄与すること」とし、「KAISTがAI技術を先導するリーダーとしてAIW杯のソースコードを公開し、誰でも簡単にAI技術を習得・経験できる機会を提供したという点で大きな意味がある」と話したという。
これを受け、韓国のネット上では「韓国人であることが誇らしい」「KAISTおめでとう」などお祝いメッセージが寄せられる中、「KAISTが主催したサッカーゲームでKAISTが優勝(笑)。外国とまともに勝負するなら、囲碁にすればもっと参加チームが集まっただっただろうに。残念」「韓国の若者の努力と優秀性が実感できたイベント。ただ残念だったのは参加者が直接作ったAIエンジンではなくKAISTが作ったものを使った大会だったということ」「重要な問題は、こういう優秀な人材が国内企業に就職して駄目になってしまうこと」「ジャンルが『ゲーム』か…。韓国産AIならゲーム関連1位は当たり前」など、やや批判的なコメントも目立った。(翻訳・編集/松村)
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