メダル争いの後は選手の名前争い、人名を肥料や文房具に商標登録―中国

Record China    2012年8月14日(火) 17時47分

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13日、ロンドン五輪終了後の中国では今、五輪金メダリストの名前の商標登録が白熱している。実力のある選手の名前はロンドン五輪開幕以前からすでに始められ、メダル有力選手の競争は激しかった。写真は著書の販売サイン会を行うバドミントンの林丹選手。

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2012年8月13日、ロンドン五輪終了後の中国では今、五輪金メダリストの名前の商標登録が白熱している。経済之声が伝えた。

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ロンドン五輪で強さを見せつけ、最終的にはメダル数ランキングで2位となったものの、中盤戦まで米国と一進一退の逆転劇を演じていた中国。そんな世界の舞台で大いに羽ばたいた中国選手の名前が商標登録の対象にされている。

今回のロンドン五輪では、中国の上場企業の多くが中国代表団のスポンサーとなっていた。その中で、バドミントンチームのスポンサーとなっていたスポーツ用品メーカーの「李寧」は、男子シングルスで林丹(リン・ダン)選手が金メダルに輝いた翌日、株価が12.15%も上昇するなど、スポーツ選手は大きな影響力を持っていたことがうかがえる。

そのため、実力のある選手の名前の商標登録はロンドン五輪開幕以前からすでに始められ、メダル有力選手の競争は激しかった。競泳女子400mメドレー金メダリストでその驚異的な記録が災いし、ドーピング疑惑が話題となった葉詩文(イエ・シーウェン)選手は下着メーカーが商標登録を申請し、競泳男子で金2個、銀1個、銅1個に世界新記録と驚異の活躍を見せた孫楊(スン・ヤン)選手はアパレルメーカーが商標登録を申請中。

また、バドミントン男子シングルスの金メダリスト林丹(リン・ダン)選手に至っては、肥料やアパレルメーカーに文房具など、実に54個の商標登録が確認されている。(翻訳・編集/内山

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